こんな私にベースを「教えてくれ」と言う、度胸のいいその人がついにやって来た。
勢いだけで突き進んできた。
教本なんか読んでないよ。
人の言うことも半分しか聞いてないよ。
教室に行ったことはあるけど、先生がブラジル人で言葉が通じず、結構早めにやめちゃったよ。
ほんまにそんな私でいいのかい?
いいらしい・・・。
「ベースをもらったので、弾けるようになりたい」
とっても自然な動機で、その人は黒ずくめの服装でベースを斜めに背負い(カバーが斜め掛けだったので)、原付に乗ってやって来た。
めちゃめちゃ弾ける人みたいで、笑っちゃうほどかっこいい。
この写真撮るのを忘れたのが残念や。 次回は絶対写真撮ってアップしようと思う。
彼女には明確な目標がある。
「Stand by Me」を弾きたい!
あの有名な「チャララン・ラン、チャララン・ラン」で始まるフレーズだ。
初日のおとといは、音符とタブ譜の見方を教えた。
「耳コピ+音符+タブ譜」で怖いものなし。
とりあえず、正しい高さの音を正しいリズムで弾くことができる。
その他、家で一人で練習する方法をちょこっと教えて、この日は練習終了。
初日だったので、「右手に集中したら左手がお留守、左手に集中したら右手がお留守」の状態やったけど、家に帰って落ち着いてゆっくりやったら、じきに弾けるようになりますわ。
練習は裏切らない。
「一時間前の自分より、一時間後の自分は必ず上達している」(経験者は語る)
がんばってね!
予測通りの「練習よりしゃべってる方がずーっと長い」レッスンやったけど、おばちゃん同士のレッスンってこんなもんや。
楽しくなけりゃ、教える方も教わる方も続かない。
何事も楽しさ第一優先で、うちらのお教室はあと数回続きます。
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