14日に知り合い(りょうさん)が演奏するので、見に行って来た。
遠い。
京都駅から会場のある大阪のトレードセンター前駅まで、乗り換え3回。
先週に引き続き、大阪駅から内回りの環状線に乗った。
弁天町駅で下車して、そこから先は30年前に子ども連れて海遊館へ行った時以来だ。
30年ぶりに足を踏み入れる。
なので、乗り換えの勝手がわからず、二人でうろうろ。
なんとか南港に到着。
さんふらわぁが停泊していた。
青春時代を思い出す。
りょうさんの出演時間まで、まだ時間があったので、館内を少し探索。
めんたいパークというのがあった。
辛子明太子の工場見学ができ、歴史や作業工程の説明など、小学生の社会見学にぴったりな感じ。
もちろん、試食コーナーにお土産コーナー、フードコートも設置され、大繁盛していた。
めんたいパーク内に設置されていた、辛子明太子の名付け親「樋口伊都羽(いづは)」さんの立て看板にスマホを向けたら顔認証した。
確かに立て看板にしてはクオリティが高い。
そうこうしている間に、りょうさんの出番が近づいてきたので、会場に向かう。
前日は、と~ってもいいお天気だったのに、昨日は雨は降るわ風は冷たいわ。
会場も屋外(海の横)の予定が、屋内(廊下のような場所)に変更されていた。
屋内とはいえ、吹きっさらしなので、ブルブル震えながらの観賞だ。
「ビートルズストリート」という名のイベントなので、演者の年齢層が高い。
おっさんの弾き語りに、おっさんのデュオに、おっさんのバンド。
そんな中で、若いきれいなお姉さんが衣装もバッチリ決めて、「北海道から来ました~」と言った日にゃ、それまでだらだら聴いていたお客さんも、全員一歩前へ踏み出し、スマホでカシャカシャやりだす。
そういう私も、思わずカシャカシャ。(ほんまにきれいな子やった)
いよいよ、りょうさんの出番だ。
吹きっさらしだし、風強いし、音がぼわ~んと広がってしまう。
MCもおもしろそうなこと言ってはる感じなのだが、よく聞き取れない。
でも、ステージ上は、そんなでもなかったのかな。
りょうさんが張り切っている。
気が付いたら、ベースなのにギターの二人より前に出ている。
ドラムは、スレンダーな若い女性で、アニメに出てきそうなシュッとした色白美人。
このメンバー、どういう繋がりなんやろ。
演奏中のステージの後ろを、カラフルな電車が何台も通過し、お祭り気分が高まる。
今日もいい天気なのに、なんで昨日だけあんな悪天候やねん。
演奏も大変だったでしょうね、お疲れさまでした。
ニュートラムって、運転手いないんや。
なんかちょっと怖い。
帰りは、来る時と違う路線(近鉄けいはんな線)で帰ってみた。
時間はかかるけど、その分電車が空いていて、ずっと座って帰れる。
乗り換えの西大寺駅のエキナカで、お弁当買ってぼちぼち帰る。滅多に行かない場所、滅多に乗らない電車、滅多に見ない景色。
そして、初めて見るりょうさんの演奏姿。
寒かったけど、遠足気分で結構楽しい一日だった。