早朝より軽い陣痛が始まり入院したが、なかなか進展しないので私は一旦仕事に戻った。その直後に本格的な陣痛が始まった。メールもできないほどの痛みで、私は連絡がなかったので仕事を定時(午後5時30分)までやって、のんきに午後6時前に到着。
その頃には陣痛室に移り、先に仕事の帰りに立ち寄ってくれていたお義母さんに腰をさすってもらっていた。私が到着後は、お義母さんと私の二人で腰をさすり続ける。
娘のあまりに辛そうな姿にかわいそうに思うが、こればっかりは代わってやることはできないので、腰をさすりながら「がんばれ~!」と声援だけ送る。
午後7時前に亮ちゃん(娘婿)が到着。腰さすりを交代してもらった。
亮ちゃんが腰をさすり始めてから一気にお産が進み、あっという間に生まれた。
まるで立ち会いを希望していた亮ちゃんを待っていたかのような出来事だった。
産声が廊下まで聞こえたので、お義母さんと二人で分娩室をのぞきに行く。そのうちお義父さんと江田君もそっと駆けつけ分娩室は満員になった。
あんなに大勢で分娩室まで押しかける家族っているだろうか。でも、見たかったんだもん!
完全に体が出たところで、亮ちゃんに手術用の手袋が渡され、父親による臍の緒の切断式が行われた。感動的。
出産の立ち会いって、今までそれほどいいとは思っていなかったけど、あれはええ!
みなさん、進んで立ち会い出産いたしましょう!
このメンバー全員で分娩室へ押しかけた。
母子とも元気で、とりあえず「ほっ」
「孫」って、ほんとにかわいい。見てるだけでとろけてしまいそう。
元気にすくすく育ってね。
優しい子に育ってね。
お友達いっぱい作ってね。
勉強もちょっとはがんばってね。
パパとママを大事にしてね。
おじいちゃんとおばあちゃんとも遊んでね。
かっこいいベース弾きになってね。
産科の病棟って、赤ちゃんが生まれてみんな嬉しそうな顔してる。
テンションも高いので、お互いに「何日めですか」「男の子ですか女の子ですか」「かわいいですねぇ」とやたら声を掛け合う。
そこにいる全員がHappyな、世界一ステキな場所だ。
私は今、とっても幸せな気分~゜+。(*′∇`)。+゜